WREN【SILVER】
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2019SS シーズンに発表したポインテッドグルカシューズ WREN を現代のムードに合わせ、素材や装飾ディテールを変えて再登場させました。
サンダルではないので、季節に囚われることなく長く履いていただけます。
フラットシューズでもきちんと見えするのに、踵を踏んでバブーシュとしても履けるのもポイント。
【ヒール】 1cm
【素材】 外側: 山羊革 内側:馬革 中敷:馬革 本底:合成ゴム
【足入れについて】
通常規格です。普段履いているサイズで選んでください。
※ 本革を使用しているため、革の表面にキズ、色むら、こすれ、黒点、トラ(動物本来のシワ)などが見られる場合がございます。天然素材の特性として予めご理解くださいませ。
※ お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。
※ 踵に小さな穴が見られる場合がございますが、靴づくりの過程で足入れにばらつきが出ないように、職人がアッパーを木型に固定する際につくものです。こちらの穴は不良ではございませんので予めご理解くださいませ。
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RE-COLLECTION #02 vol.02 FOLLOW EXHIBITION
4/18(金)19(土)20(日)
11:00- 18:30 ※最終日は18時までとなります。
at. Gallery space This____2nd
〒154-0023 世田谷区若林3-17-8
https://maps.app.goo.gl/PYrkMyKKMMfF2Duk8
上記日程で、展示販売会のフォローPOPUPを行うこととなりましたのでご案内いたします。会場は松陰神社前にあるギャラリー This____2nd です。
松陰神社前は、私、デザイナー榎本が17歳から15年ほど暮らした街です。
家族で引っ越したばかりの頃は昔ながらの商店街という印象でしたが、十数年前から面白い店や美味しい店が増え、話題となり、気がつけば商店街に人が溢れるようになりました。
私自身も商店街の素敵なお店に出入りし、仲良くなったお店の方々と商店街の忘年会に参加したりと、この土地を通じてたくさんの良い出会いに恵まれてきました。
今回フォロー展示会を開催するにあたり、私自身が自然体でお客様と接することができる場所を選びたいという思いから、思い出の地、松陰神社前の商店街にあるThis____2ndさんをお借りする運びとなりました。
3日間とも私一人で皆さまをお迎えします。一人一人の足を計測し、正しいサイズでシューズをご案内したいと思っています。
もしかしたらお待たせしてしまう時間もあるかと思いますが、松陰神社前の商店街には素敵なお店がたくさんありますし、This____2ndの斜め前にはギャラリーの運営元であるThisさんもございますので、POPUPに来られる皆さまにはゆったりと松陰神社前という地を楽しんでいただければ幸いです。
スペースの関係で展示できるシューズに限りがございます。試してみたいデザイン、カラー、サイズを事前にご連絡いただけましたら極力対応したいと思っておりますので、希望の方はチャットやメールにてご連絡ください。
たくさんの方にお会いできると嬉しいです。
皆様のお越しをお待ちしております。
Sellenatela デザイナー榎本
#sellenatela

POPUP SHOP at unlike.(名古屋)
下記日程で名古屋にあるセレクトショップ unlike.でPOPUP SHOPを開催します。定番アイテムと新作シューズが一同に見られる半期に一度の特別な機会となります。
土日の2日間は、昨年シューフィッターの資格を取得したデザイナー榎本も在店し、足型計測とフィッティングを行います。
名古屋近郊にお住まいの皆さまはこの機会にぜひお立ち寄りください。
Sellenatela POPUP SHOP4/5(土) - 7(月) at unlike.
愛知県名古屋市中区栄3-31-25 サンテアビタシオン 402
https://g.co/kgs/bFZtX5w

RE-COLLECTION #02 vol.02【展示販売会開催】
中目黒にあるギャラリーCOMPLEXBOOSTで、下記の期間Sellenatela 展示販売会を開催します。
昨年リデザインをしたバックジップブーツGINAや、グルカシューズWREN、再入荷してきたばかりのABIGAILやNOA、HANNAH、HELENA、来月以降に入荷してくるサンダルSIMONEやPHOEBEなどが並びます。
また、新作シューズEIGHTやレースアップブーツNOAとローファーABIGAILの新色もお披露目します。
東京ですべてのSellenatelaのシューズをご試着いただける特別な機会です。どなたさまでもご来場いただけますのでぜひお越しください。
※バイヤーの皆さまはアポイントが必要となりますので、セールス尾崎、またはSellenatela榎本までご連絡ください。宜しくお願い致します。
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Sellenatela RE-COLLECTION #02 vol.02
3/26(wed) - 29(sat) 11:00-19:00
※28(金)は20時までオープンします。
at COMPLEXBOOST
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目15−10
https://g.co/kgs/AhySrRu

【#20】自分の本当の足のサイズ知っていますか??
前回の続き。
Perfumeさんの衣装シューズで苦い思いをした私は、シューフィッターの講習を受講しました。
講習を受けてみたら、私は今まで一体何をやっていたんだ、、、と靴に携わる者として反省する気持ちでいっぱいになりました。
シューズブランドを長年運営しているなかで一番多くいただく質問が、サイズや足入れについてです。
そして皆さま、自分の足のサイズに対する認識がふんわりしていることがほとんどです。
スニーカーだと24.5cmを履いてるんですけど〇〇の靴は23cmが履けて、、、SellenatelaのABIGAILだとどのサイズが良いですか?のような質問を幾度となく受けてきました。笑
足型計測を始めて気がついたのは、想像していた以上に自分のサイズを間違えている方が多いこと。(そして、足が変形してしまっている方の多いこと。。これについてはまた次回。)
これは仕方ありません。足を計測する機会自体が少ないので、履いてみてちょうど良いと思う靴のサイズを自分のサイズだと認識している方が多いのです。そして8割以上の方は(今のところの計測の比率です)、普段履いているサイズよりも実際の足は小さいです。
日本の靴は履く人のサイズを想定して作っています。例えば、24cmの靴は足長が23.7cm-24.2cmの人に向けて、というように。そこにだいたい1cm〜2cmの捨て寸と呼ばれるつま先側の余白を含んだものが靴自体の長さです。なので、24cm表記の靴の実際の長さはだいたい25cm〜26cmくらい。なので、実際24cm以上足長のある方が24cmを履けてしまうこともあるし、23cmの方が24cmを履いているということもあるのです。
そして厄介なことに、同じ24cm表記のシューズでも、メーカーやブランド、デザインによって捨て寸、厚み、踵の大きさなどの設定が様々なので、サイズ感が違うのが当たり前。同じブランド内でも木型によって設定が違うこともありますし、靴のサイズって本当に(本当に!)とても曖昧です。
今までは、靴ってそういうものだからと思っていたのですが、でも、身体を支える大切な足を守っている靴がこんなことで良いのだろうか。シューフィッターの講習を受けてから強くそう思うようになりました。
私はデザイナーであり、ブランドオーナーでもあります。今までたくさんの方にSellenatelaのシューズを販売してきました。
中には購入いただいた靴のサイズが合わなくて、悲しい思いをした方もいると思います。そういった方を一人でも減らしたい。
そのためには、サイズに対する正しい知識を広めること。足型計測をし自分の本当のサイズや足の特徴を知ってもらう機会をつくること。自分がデザインしたシューズの特徴をしっかりと説明すること。そして、計測して集めたデータに基づき足入れの良いシューズを作っていくこと。
美しく、ファッション性に富み、履きやすい靴の追求
私のシューズづくりのゴールです。終わりなき探求ですが、今までもこれからも変わらず、シューズづくりに励んでいきたいと思います。
そして、私自身がシューフィッターとしてお客様に接することで、足に合うシューズを選んでいただき、Sellenatelaのシューズを履いて日々を楽しく過ごしていただけたら嬉しいなと思っています。
相談もいつでも受け付けていますので、お気軽にチャットよりお問い合わせください。

【#19】シューズデザイナーとしての苦い思い出
本格的にシューズデザイナーとして活動し始めて今年で15年目となりました。ずっと「靴」を見つめていましたが、一昨年Perfumeさんの衣装シューズを手がけたことがきっかけで「靴」だけでなく「足」について考え始めました。
彼女たち3人の足は皆24cm前後のサイズ感。この時は製作期間が短いこと等の理由から、同じデザインのブーツを24cmで3足つくることになりました。ダンスパフォーマンスが魅力の彼女たちの靴ということもあり、実際に足を見させていただいたり手持ちの靴でフィッティングもさせていただきました。
その時デザインをしたブーツ
出来上がったブーツは衣装にマッチしていて好評。ただ、ダンスをするには足入れが不安定とのことで結局1回だけ収録に使用し、その後彼女たちがそのブーツを履いているのを見ることはありませんでした。
これはシューズデザイナーである私にとって、すごく苦い経験です。もちろんダンスシューズというのは特殊なものですが、例え製作期間が短くても受けた仕事に対して完璧に応えたかった。信頼して依頼してくださった皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
彼女たちの足を見た時にそれぞれの足の特徴を理解したつもりでいたけれど、あの時もし私が足を正確に計測することが出来ていれば、もしかしたら違う木型を選んでいたかもしれない。そもそも24cm前後だから24cmということ自体、曖昧過ぎたのだ。そんな思いが渦巻きました。
どうしたらシューズデザイナーとしてもっとプロフェッショナルな仕事が出来るのか。そこで行き着いた答えが、足型計測の技術を身に付けデータを取ることと、足と靴の関係にについて深く学ぶことでした。そこで、計測技術を身につけるためにまずシューフィッターという資格を取ることを決め、直ぐに講習に申し込んだのでした。
シューフィッターは、ヒアリングや触診、足型計測をしたうえでお客様の足の情報を正しく把握し、靴の専門知識と掛け合わせ、その方の足に合うシューズを提案するための資格です。販売員の方が取ることが多い資格ですが、この講習を受けたことが私のデザイナー人生を大きく変えるきっかけとなるのでした。
次回へ続く